看護師のボーナス事情

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働いている人間にとって一番楽しみにしているのが「ボーナス」です。そのボーナスも出る会社と出ない会社が現在ではあり、それでも頑張って働いている方はたくさんいます。就活しても仕事先がなく、やむを得ずアルバイトやパートに甘んじている方もいます。そういう方々にとってボーナスの時期というのは「淋しい」ものです。

社員と同じ時間、同じ仕事をしているのに身分がアルバイト・パートというだけで何もでない会社と寸志だが気持ちほどでる会社とあり、「なんだかなあ~」といつも思います。

ボーナスは既定の期間仕事をしてきたその人の評価として金額が提示されるもの、身分が社員ではないからと「全く何もなし」は通常普通なのかもしれませんが、社員以外に同じ時間、同じ仕事をしている人に対しての会社側の意識の薄さが気になりました。

看護師の場合も各自の仕事の評価に対する代価としてのボーナス。誰もがこの時を楽しみに働いています。その為には嫌な事も苦しい事もとにかく我慢していることでしょう。

病院の規模や経営状態によっても違っているでしょうが調べてみると、経験年数でわけた冬のボーナスの例がありました。入職して1年から5年目で最も多かったのは31万から40万円が38%。どう考えても結構もらっている方だと思います。中には81万から90万円という人もいるようですが、これは高額過ぎる気がします。

普通に一般的な仕事をしてきて31万円から40万円のボーナスをもらおうと思うと、そこそこ会社の業績もよく本人も頑張ったということで、年齢30代でこのくらいの額だと思います。また81万円から90万円という数字は、既に「○○長」が付く役付きでないと出ない数字だと思うのですが、いかがでしょう。

6年目から10年目になると41万円から50万円が最も多く。11年目から15年目になると51万円から60万円で全体の38%をしめているそうです。16年目から20年目になると全体の半数の人が41万円から50万円。そして21年目以上は51万円から60万円位で全体の75%の方がもらっているということです。

私もそこそこ30年の仕事の経歴をもった者ですが、50万円という数字のボーナスを一度だけもらったことがありましたが、その年だけでその後はどんどん下がっていきました。

これだけのボーナスがもらえる仕事は他にはないでしょうし、さらに看護師という仕事はなくなること自体がなく、どこに行っても働けます。